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zoom RSS FCI東日本インターナショナル アジリティー競技会@大凧(カーテン・コール♪)

<<   作成日時 : 2010/06/28 23:55   >>

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 早朝、大凧に向かいながら、様々な思い出が巡りました。
 既に、春の本部訓練競技会から、訓練競技では僕とペアを組んでいるサンディーなのですが、今日は、『師匠サンディー・ペア』のアジでのラスト・ランなのです。

 例年、5月の本部アジの次のブロック級大会から始まり、5月の本部アジで終了する、いわば、『アジリティー世界代表選考会ポイント期間』のようなものは、5月30日の東扇島本部アジで、終了しているのですが、僕が師匠にご無理をお願いして、この日の大凧を、もう1度だけ走ってください!と泣きついたんです。
 本当は、大好きな北海道で、フィナーレ♪だったのだけど、僕の肉離れのために、目の前で、それを見ることが出来なかったのが、残念で。。
 幸か不幸か、5月末の本部アジは、師匠はPDの大会があって、欠場でしたから、この日が、サンディー・師匠の『カーテン・コール』となったのです。

 実際には、観客として、目に焼き付けることしか僕は考えていなかったのだけど、
 『ロビンの分も申し込みしておきましたよ?
 『げ。。
 のひとことで、肉離れオジサンの復帰第1戦にもなってしまったわけです。この辺、本当に、生徒を甘やかしてくれない師匠であります。(もし、検分とか重なったら、絶対、サンディーを見に行こう!!って思ってましたけどね。

 2003年の春、闘病生活に入った嫁さんと相談し、サンディーを師匠に託しました。
 当然のことかもしれませんが、なによりもヒョロヒョロしていたサンディーは、見違えるようにシッカリした若犬に育っていきました。昔は、飼い主が面会を控える期間が長かったのですが、3ヶ月後に会ったサンディーは、まさにライオンのような若犬に育っていました。
 な・・なに・・食ったの??って思いましたよ。
 それほどに、規則正しい生活(食事と休息?)と、十分な運動は、犬を育てるんです。

 そして、師匠という最高の指導手のおかげで、どれほどの栄光をいただけたのか、数え切れません。

 アジリティーで、サンちゃんが、ものすごい大拒絶をするのに、飼い主としては、結構責任を感じていて、
 『先生、サンちゃん、やりにくくないですか?』
 と聞いてみたことがあるのですけど、答えは、とっても驚くべきものでした。
 『最高にやりやすいです!』
  
 どうして??って思いましたよ。
 でも、スラに入りにくかったり、スラが遅かったり、速いけれどタッチを跳んでみたり、それを治せば、タッチを降りてこなくなったり、そういったいろんなことを、毎日毎日、師匠は夜のレッスンで生徒さん達が帰った後、サンディーと試行錯誤を繰り返してこられたのだと思います。

 犬のタイプによって、教え方は異なると思いますけど、同じように、人のタイプによっても教え方は異なるのだそうです。僕は、師匠の不肖の弟子ですけど、特に、オビの練習をしている時の、師匠の教え方の理路整然としていることに、ビックリ仰天するわけですけど、この、レッスンをされるときの『師匠の世界』が、アジのフィールドでもシッカリと定着したのは、サンディーという世話の焼ける小僧の存在、そして、誰よりもそれを大切に可愛がってくださった、師匠の愛情が大きく広げていったのだと、思います。
 『最高にやりやすい』のは、この人が、『最高に可愛がってくださった』結果なのでした。
 
 会場に到着して、師匠のテントに行きました。
 師匠が、しかめっ面をされています。
 『ど・・・どうしたんです??』
 『すみません。実はヘルニア(腰痛です。。)が起きちゃって、注射してきたんですけど、もしかしたらベスト・コンディションでは走れないかもしれません。。』
 『えええええ
 ビックリしましたよ。いつもそうなんですが、アマアマな僕は、プロプロな師匠は大丈夫!を前提にしがちなんですけど、師匠だって、数年前の若き訓練士ではないのです。

 あ・・・あの・・無理はしないで・・・と、口がパクりと、動きそうな瞬間を、キラリと見つめ、
 『でも、走りますからね!』
 と、余計な言葉を完璧に封じ込め、ニコリとされた顔、うむ。奥さんは、これに惚れたな・・というくらい、カッコ良かったですよ。

 この日の大凧のコースは、多分、柳生先生のコースだと思いますけど、とっても良いコースでした。
 気持ちよくスピードにも乗れるし、十二分に難しくもあるし、後は、足場が、もう少し固かったら、完全にサンディー向きのコースだったと思います。
 さぁ、帰っておいで!!

 JP3、出走です。
 


 嬉しかったですよ〜!!
 ここしばらく、本当に僕達が参っていたのは、かってのスピードが失われていたことでした。アジが楽しくなくなってしまったの?と思うほど、練習で本気で走ってないことがあったのです。でも、この日のサンディーは、久々に、『赤い砂嵐』に戻ったようでした。
 競技としては、残念な拒絶が序盤で発生してしまい、正直、僕はこれは、失格になっちゃうかな?と思いました。
 後半のトンネルトラップの間を抜けるスラの入り口が難しそうで、実際、後で、『サンちゃん、絶対入れないと思った・・・。』とお友達に言われたけれど、僕が一番そう思ってましたから。
 でも、この日のペア、特に、師匠の執念はケタはずれでした。
 序盤に拒絶してしまったのにもかかわらず、まるで、3度にあがったばかりの頃のような切れない走りだったと思います。

 本当に胸が熱くなり、まだ、AGを控えておられたのだけど、師匠に握手を求めに行ってしまいましたよ。

 そして、AG3です。
 


 このビデオ、実は、液晶をほとんど見ていません。どうしてもナマで見たくて、大体のところに合わせて、実像を追っていました。。
 サンディーが、『アクセル・フォン・ヨコハマシゲリ』から、『サンちゃん』に向かって、スタートし、ゴールバーを跳ぶ短いけれども、もの凄く長い時間、タッチ障害での目つき、スラを潜り抜ける息遣い、バーの上で方向を変える目の表情、の一つ一つが止まって見えました。
 
 なんて綺麗なんだろう!!って思いました。
 
 北は北海道から、南は九州まで、このペアの走りの追っかけをしてきたけれど、こういうふうに、アジリティーを見たのは、何回あったのかな?もしかして初めて??かもしれません。
 
 この日、いつもなら、競技会が終わると、サンディーは学校の車で学校に戻るのですが、僕達とおウチに戻るのでした。リードを付けたサンディーを、師匠が、ゆっくりと、頭を撫ぜ、
 『サンちゃん、本当にありがとうね。』
 と、やさしく、言われ、サンディーが脚側でするように、胸をググ・・・っと反らせて、嬉しそうに笑いました。

 ヒトもワンも、本当に、良い笑顔でした。

 この日、まったくシャッターを押せなかったので、、師匠といる時のとってもサンディーらしい!と僕が思っている表情のサンちゃんの画像を1枚。。
 
画像


 師匠、長い間、本当にありがとうございました。

 大切に、一緒に暮らしていこう!と思います。近い将来、2度のコースで迷子になる不思議なペアが登場できるように!引き続き、あきれながら、ご指導、お願いします!(拒絶、しないでね!) 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いつこの記事がアップされるのかなーって楽しみにしていました…。
そして、あの日の感動がよみがえって来ました。
本当に素晴らしいフィナーレでした…日記読んでいて、ウルッと来ちゃいました。
お疲れ様、サンディー君。そしてこれから新しいペアー誕生ですね。
がんばってくださいね!
きんたろう
2010/08/24 00:21
きんたろうさん、こんにちは〜♪
いろいろあって、ブログを書けませんでしたけど、チェックしてくださっていたのですね。本当にありがとう!

この日のペア、素晴らしかったと思います。なによりも、師匠のここ一番!の執念というか、そういうものは、確実に相棒に乗り移る!それを、心に刻み付けてくれるような素晴らしい走りだったと思います。

この卒業記念の『贈り物』、ペアの財産とするには、あまりにも相棒の実力がなさすぎで、恐ろしいのだけど、身の程をわきまえながら…だろうけど、頑張ろう!と思います。

今、サンディーは、おウチでゆっくりと、体調を整え、まるで仔犬の頃に戻ったようにラッ君と遊び、皆に甘え、そして、いばっています!
競技会場に出られるのは、しばらく先だと思いますけど、目指します!

暑い夏が終わり、またお目にかかるのを楽しみにしています。
お天気もこれから荒れはじめるでしょう。お山、装備を万全にして、楽しんでくださいね!
ロビンぱぱ
2010/08/24 11:45

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